市販のボールペンは実用性だけでなく、デザイン性も考えられている製品が多く、中には手ごろな価格帯に洗練されている製品もあります。そんな筆記具にいわゆる名入れをすることで、特定のターゲット層に的を絞って訴求力を発揮することが可能となります。ボールペンに限らず、筆記具にはそれぞれメーカーによるターゲット層というものが存在しますが、名入れはそれをする企業などが独自にターゲットを絞り、販売促進などに活用することができる方法です。名入れをしたボールペンは、していない状態とは違った魅力、付加価値がつくので、新たな価値を生み出すことによる訴求力が生まれます。
勿論、ベースとなる筆記具の選定や入れる文字、フォントの組み合わせが結果を左右するので、ターゲットを絞りつつしっかりとデザインを考えることが大切です。ターゲットに訴求する名入れボールペンは、高級感を引き立てるようにデザインをしたり、より可愛らしく見えるデザインをするといった方向性が肝心です。奇抜な方向にデザインを考える手もありますが、奇をてらうと失敗することが多いので、インパクトだけで終わってしまわないように注意が必要です。ボールペンはあくまでも筆記具で実用的な道具ということを忘れないのが基本で、名入れはプラスアルファで考えていくことをおすすめします。
プラスアルファというのは、既存の筆記具の魅力をもっと引き出したり、思わず手に取ってみたくなるような価値のことです。人を引きつける付加価値をつけられれば、ターゲットに対する訴求力が発揮しますし、集客や販売促進といった企業活動に活用できるようになります。